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2012年5月31日 (木)

2012-5-31  OB紹介! 中島恵さん

【3年 八野嶺太】

中国語学科(88期)卒業生で、ジャーナリストの中島恵さんに聞く

 

 中国語を始めた理由は何ですか?

中学の頃から英語が好きで、大学では英語か他の外国語、または新聞学をやりたいと思っていましたが、たまたま受かったのが中国語でした。高校時代、漢文が好きだったので、中国語にも興味を持ちました。

 大学時代はどのように過ごしていましたか?

サークル活動をしたり、アルバイトは中学生と高校生に英語を教える家庭教師をやったりしていました。3年生からはマスコミ受験の専門学校に通い、ひたすらマスコミ入社に向けて勉強していました。3年生のときには、北京大学に短期留学しました。

 サークルには入っていましたか?どんな思い出がありますか?

中国語会話愛好会というサークルに入っていました。1年生のときには半年以上も発音のレッスンを受け、少し苦痛(笑)でしたが、そのおかげで、発音は今もとてもよいと思います。思い出は夏合宿で一晩中おしゃべりしたことや、語劇祭に参加して、準主役をやったりしたことです。

 中島先輩の時代の中国語学科はどんな感じでしたか?

私が入学したのは、中国が経済発展へと大きく舵を切った南巡講話から数年が経ち、いよいよ「眠れる獅子」が目覚めるという時期(1986年)だったので、学科に活気はあったと思います。クラスは男女半々で、ユニークなクラスメートばかりでした。

 香港に留学した理由を教えてください。香港でどんなことを学びましたか?

大学時代に長期留学を経験しなかったので、20代のうちに長期留学をして、海外から日本や自分の仕事を見つめ直したいと思ったからです。新聞記者をやめて、香港中文大学に留学しました。主に広東語と北京語を勉強しました。

 なぜジャーナリストを目指したのですか?

もともと新聞や本を読むことが好きで、自分が書いたもので世の中の人の心を動かしたり、社会の間違ったことを正したりする、人と人を結ぶ媒介役になりたいと思ったからです。

 ジャーナリストをしていて楽しいことと大変なことを教えてください。

楽しいことは、世の中の多くの人に自分が書いたものを読んでもらい、何かを考えるきっかけを与えられることでしょうか。大変なことは、取材です。取材には多くのお金と時間、そして取材対象者の協力が必要だからです。

 中国語を使って中国語圏の人々にインタビューする上で、大変なことは何ですか?

外国語を話すということは、思考回路を変えるということです。違う思考回路の人々に、自分が(日本語で)思っていることを正しく伝え、相手の考えを引き出すことです。普通の会話以上に大変です。

 中国の大学生はどんな感じですか?

みんな年齢よりしっかりしていて大人であることです。自分の将来の夢や目標をしっかり持っているポジティブな人が多いと思います。

 中国の魅力について教えてください。

一口ではとてもいえませんが、
http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4532261589.html
私の著書「中国人エリートは日本人をこう見る」(日経プレミアシリーズ)
にも書いた通り、多様性があることでしょう。広大な土地を持ち、地域ごとの特性もまったく違い、多様な民族が住む国家で、あらゆる面で日本にはないダイナミックさがあります。一人ひとりに個性があるところも好きです。

 中国以外に行ったことのある国はありますか?

台湾、香港、韓国、フィリピン、ベトナム、マレーシア、インドです。アジア以外には行ったことがありません。香港には2年以上住み、韓国にも年に数回行き、韓国文化に関する「ポジャギ」(白水社)という単行本も書きました。台湾も隅々まで行きました。中国、香港、台湾、韓国の4ヶ所を1年中、周遊している感じです。

 今の大学生に必要なことは何だと思いますか? 

自分のやりたいことを見つけることでしょう。私の大学生時代と違い、豊かで成熟した現在の日本社会で、明確な目標と自分の意思を持って生きることは非常に難しいことで、私の時代の経験は皆さんの参考にはなりません。ですが、せっかくゆったりとした時間を与えられた4年間なのですから、その時間をどう使おうが、皆さんの自由です。その後の人生の基礎となるような有意義な時間を過ごしてほしいと思っています。

 後輩へのメッセージをお願いします。

拓大のよさは卒業してからわかるものだと思います。在学中には悶々と悩むこともあると思いますが、アジアの各国に出かけてみると、驚くほど多くの拓大卒業生が第一線で活躍しています。そうした先輩がいることを知り、皆さんもあとに続いてほしいと思います。

最後に、少し宣伝で恐縮ですが、私の著書を八王子校舎の購買部で販売しています。ご興味のある方は、ぜひお手に取ってみてください。皆さんと同世代の90年代生まれ、80年代生まれの若い中国人のリアルな本音が書かれています。

中島恵さんの著書「中国人エリートは日本人をこう見る」
購買部でも発売中です!!

Photo

中国人の若手エリートが日本について語る内容です。インタビュー形式でサクサク読めます!
中国論ではなく、中国人からみた「日本論」「日本人論」です。
日本や日本人の良い部分、悪い部分を本音で書いてあります。
就活において留学生がライバルと言われてる今、中国人が語る本音を知り
日本の良さや、足りない部分を考えなおせました。
この本を読み、普段は意識することのない「私たち日本人の姿」が見えてきました。

 

 

 

 

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